補聴器外来
●高度難聴の方:市区町村の福祉課へ申請することで補聴器の費用が支給される制度があります。
●18歳以下の難聴児:軽・中度難聴も各市区町村で公的助成があります。
高・重度難聴の公的助成
身体障害者手帳(聴覚)をお持ちの場合は、難聴の程度に応じて補聴器の支給を受けられる制度があります。
補聴器購入の補助制度は居住する市区町村により異なります。
詳しいことは、居住する市区町村の障害福祉担当窓口に問い合わせてみることをおすすめします。
当院で聴力検査をして該当する聴力の場合、障害福祉課窓口などで書類をもらっていただくようにご案内しておりますので、一度対象になるか診察を受けられても良いかもしれません。
身体障害者手帳をお持ちでない場合は、STEP1(手帳の申請)とSTEP2(補聴器支給の申請)の2段階の手続きとなります。
STEP1.身体障害者手帳の交付手続き
STEP2.補聴器支給の申請手続き
聴覚の障害等級
2級 | 両耳の聴力レベルがそれぞれ「平均100デジベル以上」のもの(両耳全ろう) |
3級 | 両耳の聴力レベルが、それぞれ「平均90デシベル以上」のもの (耳介に接しなければ大声語を理解し得ないもの) |
4級 | 1.両耳の聴力レベルが、それぞれ「平均80デシベル以上」のもの (耳介に接しなければ話声語を理解し得ないもの) 2.両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が「平均50%以下」のもの |
6級 | 1.両耳の聴力レベルが、それぞれ「平均70デシベル以上」のもの (40cm以上の距離で発声された会話語を理解し得ないもの) 2.一側耳の聴力レベルが「平均90デシベル以上」、他側耳の聴力レベルが「平均50デシベル以上」のもの |
※18歳以下の方には上記のような高・重度難聴ではなく軽中度でも助成が受けられる制度が各自治体にあります。
※平均聴力は500Hz、1000Hz、2000Hzの値で計算されます。