FACILITY
治療と医療設備
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治療と医療設備
「みみ」「 はな」 「のど」のさまざまな症状の治療がおこなえるよう、詳細な画像診断が可能で且つ安全な耳鼻咽喉科専用コーンビームCT を始め多種多様な検査機器、2室の聴力検査室、陰圧の検査室などの医療設備を整えています。
また入室前の無人問診や、発熱がある場合の来院時ルート分けなど徹底した感染対策もおこなっており、お子様からご年配の方まで安心して受診していただけます。
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鼻の奥、喉頭(声帯)や下咽頭(食道の入口)の様子などを観察します。 直径(2.9mm)の細いカメラを使用するため、小児や鼻腔の狭い方への挿入も容易です。また、当院のカメラは通常の光による観察と粘膜表層の毛細血管や粘膜微細模様などを、色調の違いとして強調表示する狭帯域光観察(Narrow Band Imaging:NBI)機能を搭載しており、がんの早期発見に有用です。 その他、声がかれる、鼻がつまり、においがしない、のどの痛み・違和感、痰に血が混じる、飲み込めない、むせるといった症状の原因検索にも有用です。 当院では画像ファイリングシステムを用いて、治療の経過をわかりやすくご説明いたします。 |
長引く滲出性中耳炎や重症の急性中耳炎に対して使用します。 鼓膜に対してレーザーをらせん状に照射し、円形の小さな穴をあけて膿や滲出液を排出します。レーザー照射時間は約0.2秒と短いため、小さなお子様からご高齢の方まで安全に施行することができます。また、メスを用いた従来の方法より鼓膜へのダメージが少なく、痛みや出血のリスクが低いことも特徴です。 |
頸部のしこり、甲状腺、唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)、リンパ節の状態を評価する検査です。人の耳では聞こえないほどの高い周波数の音を超音波といい、超音波は臓器や組織の境界で反射する性質を有しています。 この性質を利用して反射してくる音(反射波)を受信しリアルタイムの評価を行います。 この検査は放射線の被曝の心配もなく、痛みもありません。 そのため、小さなお子様から妊婦、高齢者の方まで安全に検査を行うことができます。 |
目を開けて立っている状態と目を閉じて立っている状態における身体の揺れ(ふらつきの程度)を解析して、めまい・平衡(バランス)機能の障害を客観的に評価する検査です。 めまいの原因となっている部位がメニエール病や良性発作性頭位めまい症などの内耳性疾患によるものか、脳循環障害などの中枢性疾患によるものかを判断します。また、めまい・平衡障害(ふらつき)の経過観察や治療効果の判定にも用います。 |
めまい時に生じる眼振(眼球の異常な動き)を赤外線カメラで観察・記録し、めまいの原因を評価する検査です。 めまいの病態を正確に把握するためには必須の検査となります。めまいの原因によっては頭位(頭の位置)によって眼振が生じやすくなります。 当院の赤外線眼振記録装置では頭位を同時に記録することが出来ます。 眼振が生じる頭位を記録しておく事で治療の効果を素早く評価することができます。 |
鼻血(鼻出血)の約 9 割は、キーセルバッハ部位という鼻の入り口から約2cm の部位からの出血です。
同部位からの鼻血(鼻出血)を何度も繰り返している方や大量の鼻血を出している方に対して、出血部位の粘膜を凝固止血するために使います。
鼻粘膜の麻酔後に出血部位を通電して凝固止血を行うので、処置はほぼ無痛で行うことができます。
炎症の強さの指標となる白血球数やCRPが約60秒で測定可能です。 白血球は好中球、好酸球、好塩基球などの分画も調べることが可能なため、アレルギー性疾患や好酸球性副鼻腔炎の補助診断にも有用です。 さらに、貧血や糖尿病など全身性疾患の評価をすることも可能です。 |