SYMPTOM
症状から調べる
SYMPTOM
症状から調べる
鼻がつまる、鼻水がでる、くしゃみがでる、においがしない、鼻血がでる、鼻の辺りで嫌な臭いがするなど、様々な鼻の症状に関する診療・診断をおこなっています。
当院は耳鼻咽喉科専用コーンビームCTを導入しており初診時でも詳細な病態を把握できることにより、速やかに治療方針を決定できます。
またレーザー治療も行っていますので、鼻の症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
かぜ感冒に伴う鼻炎、アレルギー性鼻炎、急性・慢性副鼻腔炎、鼻中隔弯曲など原因は様々です。
片側だけに強い鼻づまりを自覚する場合は腫瘍性病変がないか検査する必要があります。小児の場合はアデノイド肥大が原因となっていることもあります。
鼻づまりが強いと口呼吸となるため、上気道炎や気管支炎になりやすくなります。また睡眠時無呼吸の原因になっている場合もあります。
小児の場合は学業や成長にも影響がでることがあり放置できません。
鼻水には水のようにさらさらの鼻水(水様性鼻汁)と、どろどろの黄色い鼻水(膿性鼻汁)に大別されます。
水溶性鼻汁は、かぜ感冒に伴う鼻炎や、アレルギー性鼻炎で起こります。副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)では膿性鼻漏となります。
稀なケースですが、鼻に異物を入れ膿性鼻汁が続くことがあります。
鼻粘膜の知覚神経(三叉神経)が刺激されるとくしゃみがでます。
くしゃみは鼻の中の異物を外に出すための生体の防御反応です。
くしゃみに加え、鼻水、倦怠感、発熱があるときにはかぜ感冒による鼻炎が考えられます。
また、くしゃみに水のようにさらさらの鼻水(水様性鼻汁)、鼻づまりがあればアレルギー性鼻炎が考えられます。
目の掻痒感も自覚する場合は花粉症の可能性があります。
においを感じる嗅細胞は鼻の最上部、嗅裂(きゅうれつ)と呼ばれる場所にあり、嗅神経につながっています。
「におい分子」が嗅細胞に到達すると嗅神経を介して脳でにおいを認知します。嗅覚障害の患者さんは、この一連の流れのどこかに障害があると考えられます。
かぜ感冒やアレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症などによる鼻づまりが原因で「におい分子」が嗅細胞まで到達できないと臭いがしなくなります。また、ウイルス感染により嗅細胞自体がダメージを受けると、しばしば高度の嗅覚障害となります。
鼻粘膜は毛細血管が豊富で、その血管が傷つくと容易に出血し鼻血となります。
多くの場合は自然に止血されますが、抗凝固薬を内服されている方や高血圧の既往がある方では止血困難な場合もあります。
上顎癌を含む腫瘍性病変から鼻出血を繰り返していることもあります。
アレルギー性鼻炎のコントロールが悪い状態でも鼻出血を繰り返すことがあります。