SYMPTOM
のどの症状から調べる
SYMPTOM
のどの症状から調べる
風邪などによるのどの炎症や声がれ、せきがでる、痰がでる、飲み込めない、むせるなど「のどの症状」には、肺や心臓、脳の病気が原因のこともあります。
少しでも、おかしいなと思ったら、早めにご相談ください。
「のど」
の症状から調べる
せき・痰がでる
気管支炎、肺結核、肺がんをはじめとする呼吸器疾患の他、耳鼻咽喉科疾患でもせき・痰がよくでます。
とくに急性喉頭炎を起こした場合にはせき・痰が出やすくなります。
また長い期間にわたってせき・痰が続く場合には、胃食道逆流症や、慢性副鼻腔炎による後鼻漏、喉頭アレルギー、薬剤性(ACE阻害薬の副作用)の可能性も疑われます。
睡眠時無呼吸は気管支炎や胃食道逆流とも関連が強い病気です。
痰に血が混じる
鼻、歯肉(歯ぐき)、咽喉頭、食道、肺のいずれから出血しても痰に血が混じります。
まず、耳鼻咽喉科で鼻や副鼻腔、口腔、咽頭のから出血しているところがないか調べます。
耳鼻咽喉科領域に異常がなければ、胸部や消化管の精査目的で専門施設へご紹介します。
むせる
むせる(誤嚥)というのは飲食物が喉頭でうまく仕分けされず、気管や気管支に入り、咳が出る状態です。
腫瘍や声帯の運動障害の有無を確認する必要があります。
飲み込みの機能が低下し、誤嚥が繰り返される状態となると誤嚥性肺炎になることもあります。
味がしない
味覚障害の原因は様々です。多くの場合、血清中の亜鉛が不足していることと関係しています。
薬剤、感冒、鉄欠乏性貧血をはじめとする全身疾患が原因となっている場合もあります。
その他、口腔環境の悪化(口内炎、舌炎、真菌症、口腔内乾燥)により味覚障害を来していることもあります。