耳鼻咽喉科 阪神西宮駅前 みみ はな のど クリニック|舌下免疫療法

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SUBLINGUAL IMMUNOTHERAPY

舌下免疫療法

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舌下免疫療法とは減感作療法の一つです。
減感作療法とはアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を少しずつ体内に取り入れ免疫を獲得しアレルギー反応を起こしにくくする治療で、症状の軽減、薬の減量を目指す治療です。場合によっては完治も期待できます。

これまではアレルゲンエキスを注射する皮下免疫療法が行われてきました。しかし皮下免疫療法では重大な副作用があり現在、実施している医療機関は少ないです。
舌下免疫療法は内服での治療であり、継続しやすくまた皮下免疫療法よりも副作用が極めて少ない治療法です。
アレルゲンを含む錠剤を1分間舌の裏に保持した後、内服していただきます。1日1回の治療です。
対象となるアレルゲンは現在スギとダニの2種類です。
飲み薬を使用してもあまり効果が無い方や将来的に内服をしたくないという方にお勧めです。
小児であれば喘息への移行を予防する効果も報告されています。
今後、受験や就職など大事な局面を控えている方にもお勧めです。

対 象:
5歳以上(ただし、毎日内服すること、舌の裏に1分間保持できることが条件です。)
治療効果:
7~8割程度の方で薬の中止や減量をすることが出来ます。
治療期間:
3年~5年が推奨とされています。半年から1年で効果が出現する方もいらっしゃいます。

SCHEDULE

舌下免疫療法のスケジュール

初回診察
問診や採血を行い、舌下免疫療法が可能と判断した場合に治療を開始します。
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初回内服
初回診察後、医師の指導の下内服し、院内で30分待機していただきます。
体調の変化が無ければその日は終了です。
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2日目
初回内服で問題が無ければ翌日から自宅での内服を開始します。
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1週間目
1週間自宅で内服した後、診察で問題が無ければアレルゲンを増量し内服、再度院内で30分経過観察した後、体調変化が無ければ終了です。
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2週間目
増量1週間後に来院していただき問題が無ければ以降は30日処方となり、30日毎の診察となります。

リストマーク舌下免疫療法の注意点

【副作用】
舌下免疫の副作用は少ないと述べましたが、どうしても身体に合わない方もいらっしゃいます。
以下、副作用について記載いたします。それでも従来行われていた皮下免疫療法よりは格段に安全な治療です。

口内炎、舌の腫れ、口の中のかゆみや不快感、口唇の腫れ、のどのかゆみや不快感など口の中の症状が副作用としては多いです。
これらはアレルギー薬の内服で、軽減してくることが多いですが場合によっては上記症状のため治療中止となる方も稀にいらっしゃいます。
また極稀にアナフィラキシーを起こす患者さんもいらっしゃいます。

リストマーク治療が受けられない方

舌下免疫療法で重篤なアレルギー症状を起こした事がある、喘息、授乳中、妊婦、重度の心疾患や肺疾患がある。

上記の方は残念ながら舌下免疫による治療は受けられません。
また高齢者の方も舌下免疫による治療は可能ですが、効果が低くなると言われています。

リストマークデメリット

効果が出現するまで時間がかかる治療であり根気よく続ける必要があります。

治療は約3年から5年かかるとされています。
(稀に半年程度で効果が出現する方もいらっしゃいます。)

■スギ花粉に対する治療ではスギ花粉が飛散していない時期から開始しなければいけない。
■内服後、2時間は運動や入浴をしないなど他にも注意点が御座います。

ご希望の方はいつでもご相談ください。

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